うつ助手の日記

40代後半でうつになった男の闘病ブログ

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僕の場合、鬱(うつ)になってどうなったのか?

こんにちは。うつ助手です。

 

昨日は、うつになった時のお話をさせて頂きました。

本日は、うつになってからどうなってしまったのか、という事を書きたいと思います。

正直なところ、まだ完全に治った訳ではなく投薬も通院も継続していますが、今ならば当時の日常を振り返る事ができますので、お伝えしていきたいと思います。

 

色々な方がブログ等でも書いている通り、鬱(うつ)になるとまず、頭と身体が別々になったような状態になります。

特に僕の場合はバリバリのビジネスマンでしたので、どんなに身体が疲れていても精神力で奮い立たせる事ができたのですが、いったん鬱(うつ)になってしまうと頭でどんなに考えても身体が付いてきません。

 

本当に幸いだったのは家族が理解してくれたことだったのですが、そんな家族の話す事も殆ど頭に入りません。

そして、色々な部分で受け止めていたビジネス上の不安や恐怖が一日中、心の傷に迫ってくるような恐怖感に襲われて日常的に恐怖感に支配されました。

何しろ自分ですら鬱(うつ)は怠惰の証拠だとか嘘だとか思っていたくらいで会社もそういう感覚の人が多かったので、自分が嘘をついていると思われているのではないか、とか、あの仕事が嫌いだから逃げたのではないか、とかありもしないような事が頭の中で渦巻いて怖くて怖くて仕方がないのです。

 

自宅の階段の上り下りですらおぼつかなくなり、しっかり手すりを使っていかないと危ないなと感じるくらいなのです。

何しろ、身体がいうことをきかないのですから、動きたくなくなります。

そしてずっと布団の中に入っていたい。そしていつの間にか眠くなったりしてという感じで気づくともう夕方近くになっている、という感じです。

 

ここまで来て「あぁ、これは鬱なんだ」と思いました。

そして、奥さんに地元の精神科に付き添ってもらう事になったのです。

 

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